情報システムのサイジングが常に難しい問題であることはご承知のとおりです。その将来的な利用の伸びを、過去の実績や統計情報などを参考に緻密に予測したところで、特別な能力を持つ予言者でもない限りぴたりと当てることはできません。特にストレージの容量を見積るのは至難の業。結果として容量を高く見積りすぎたために過剰投資となったり、逆に低く見積りすぎたためにせっかくのビジネスチャンスを逃したり、追加対応に右往左往してしまう羽目になってしまいがちです。
そのような状態に陥ることを回避できるのが、次にご紹介する「EMCオープンスケール・プログラム」です。スケールは量るという意味で、これは一言でいえば、高度な自動課金システムをベースにした従量課金制のリース/レンタルプログラムです。
あらかじめ、EMCがお客さまのビジネスの内容やその将来性を精査させていただいた上で、お客さまとともに協議しながらストレージの基本容量および予備容量(従量容量)を見積ります。そして、お客さまの手元には基本容量に予備容量(従量容量)を合計したサイズのストレージをお届けします。お客さまにはビジネスを進めていただき、その月のストレージの使用量が基本容量以内なら、お支払いは基本容量の料金のみだけで結構です。使用量が基本を超えた場合は、その月だけ基本料金と超過した容量相当分の従量料金を合わせてお支払いいただきます。こちらも携帯電話のパケットデータ料金の支払いなどですでにおなじみなので、イメージはつかんでいただき易いかもしれません。
このプログラムのメリットは、なんといってもお支払い確定金額を基本容量に抑えることができるという点です。購入したり、ファイナンスリースを利用する場合は、その容量をフルに活用しようがしまいが、導入容量分のコストがそのままお支払い確定金額になってしまいますから、企業の抱える財務リスクは大きくなります。しかし、オープンスケール・プログラムであれば、予備容量分を使用しなければ基本容量分の支払いだけですむ上に、ビジネスが急速に拡大したようなときにも、あわてて追加ストレージを導入することなく泰然として対応することが可能です。
このプログラムを利用するメリットの大きいお客さまとしては、たとえばベンチャー企業や大企業の新規事業部門などが挙げられます。そのような事業環境にあるお客さまは、手元予算が限られることから、本来必要なサイズのシステムを導入することが難しく、ロケットスタートしたくてもできないといったケースが見受けられます。これはお客様のビジネスにとって大きな機会損失を生むものだとEMCは常々考えていました。たとえ大容量ストレージを大幅な割引価格でご提供するリスクを負っても、ニーズの拡大と変化に柔軟に対応可能な環境を提供することで、その継続的な成長を側面から支援できればと考えたのです。
もちろん、オープンスケール・プログラムは、すでに実績あるビジネスを展開されているお客さまでも、キャンペーンや季節行事対応など、一定の期間だけストレージ使用が急激に増大するといったようなケースに便利にご活用いただいています。
他のプログラムも確認
・ EMC レンタル(オペレーティングリース)
・ お支払い据え置きレンタルプログラム
・ エコ・レンタル・プログラム













