Oracle 10gおよびOracle 11gを使用したEMC Symmetrix DMXへの仮想プロビジョニングの実装 - テクニカル・ホワイトペーパー | 高度なテクノロジー | EMCジャパン | Tech Community

技術者の方必見! 柔軟で強固な情報インフラストラクチャを構築するノウハウをさまざまな分野・技術の視点から紹介いたします

エクゼクティブ・サマリー

EMC Symmetrix DMX-3およびDMX-4ストレージ・アレイには、ストレージ使用率の増加と最適化、拡張された機能、相互運用性とセキュリティの強化、さまざまな操作性の向上をもたらす新機能が含まれています。Enginuityリリース5773で使用可能なそのような機能の1つとして、ストレージの使用率と最適化をもたらすSymmetrix仮想プロビジョニングがあります。

業界では一般的に「シン・プロビジョニング」と呼ばれる仮想プロビジョニングを使用すると、特定のアプリケーションおよびワークロードに対する使いやすさを向上したり、パフォーマンスや容量使用率を高めたりすることが可能になります。DMX-3およびDMX-4ストレージ・アレイに対する仮想プロビジョニングの実装は、ストレージ・インフラストラクチャの使用率向上に直結し、関連する操作上の要件および効率の向上にも直接つながります。

このホワイト・ペーパーは、シン・プロビジョニングされたデバイスにOracle 10gおよびOracle 11gデータベースを展開する場合の考慮事項を扱います。ここで示される原則を理解することにより、仮想プロビジョニングを伴うOracle 10gおよびOracle 11gデータベースを最も効率的な方法で展開することができます。

はじめに

ストレージ管理者が直面する最も困難な問題の1つは、新しいアプリケーションに対するストレージのプロビジョニングです。通常、管理者は、アプリケーションの将来的な発展の予測に基づいて、領域を割り当てます。これは、ストレージ割り当てを徐々に増やしたり、既存の領域が消費されるのに合わせて新たなストレージ・ブロックを追加したりといった、操作の繰り返しを抑えるために行います。この方法を使用することで、長時間にわたって必要以上の物理ストレージがアプリケーションに割り当てられ、不要な高い初期コストが発生します。この物理ストレージの過剰プロビジョニングは、必要な電力、冷却、フロア面積の増加にもつながります。細心の注意を払って計画を立てても、将来、追加ストレージをプロビジョニングする必要は発生しがちです。このことはアプリケーションの停止が潜在的に起こり得ることを意味します。

ストレージの過剰プロビジョニングの副次的な影響として、データベース管理者がデータベース内のフリー領域を十分に確保しようとして、ファイルまたはテーブルスペース用にストレージを過剰割り当てしてしまうことがあります。領域は、オペレーティング・システムからは完全に割り当てられていると認識されますが、内部的には、割り当てられた領域の一部のみが使用されていることがあります。

EMC仮想プロビジョニングでは、この両方の問題に対処できます。仮想プロビジョニングでは、物理的に使用可能なストレージよりも多くのストレージをホストのオペレーティング・システムに提示することができます。さらに重要なことは、仮想プロビジョニングでは、ストレージに実際に書き込まれるときに初めて物理的ストレージの割り当てが発生するということです。そのため、将来の伸びを予測する際の柔軟性が増し、アプリケーションにストレージをプロビジョニングする際の初期コストを減らすことができます。また、領域の過剰割り当てや、その後のストレージ割り当てのための管理に伴う無駄を回避できます。

GAの機能と制限については、引き続きEnginuity 5773のリリース・ノートで追加情報を提供しています。

対象読者

このホワイト・ペーパーは、5773 Enginuityと仮想プロビジョニングを使用してSymmetrix DMX-3およびDMX-4にOracle 10gおよび11gを展開する、ストレージの設計者と管理者、サーバ管理者、データベース管理者を対象にしています。

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このホワイトペーパーは、EMCコーポレーションが提供しているホワイトペーパーの日本語翻訳版です。
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