仮想プロビジョニング(シン・プロビジョニング) - これからのミッドレンジ・ストレージのスタンダード | EMCジャパン | Tech Community

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仮想プロビジョニングとは?

仮想プロビジョニング(市場ではシン・プロビジョニングと呼ばれている製品もある)では、ストレージ・システムが物理的に割り当てられているよりも多くの容量をストレージ・アレイに割り当ててアプリケーションに提示することができます。

仮想プロビジョニング(シン・プロビジョニング) 図1

ストレージ管理者にとって、データ・センター内の多様なアプリケーションでどのくらいの容量のストレージが必要とされるのかを予測することは困難になっています。 一般的に管理者は、予測されるストレージの増大に基づいて容量を割り当てます。 予測に基づいて割り当てるのは、後になって、アプリケーションの実行中にストレージを追加しなければならない事態が発生するのを減らすためです。 この結果、ストレージ容量について過剰なプロビジョニングが実行される可能性があります。 過剰なプロビジョニングを行うと、コストが上昇するばかりか、電力、冷却、設置面積に関する要件も増大します。
今までのプロビジョニング方法でストレージを運用してきた結果として、EMCの調査によると割り当て済みのストレージ容量の31~50%が未使用のままであることがわかっています。

注意深く計画した場合でも、依然として将来的に追加ストレージのプロビジョニングが必要になることがあります。この際、使用しているオペレーティング・システムによっては、アプリケーションのダウンタイムが発生する可能性があります。

仮想プロビジョニングは、EMCが提供するプロビジョニング・テクノロジーの1つです。 仮想プロビジョニングは、「シン・プロビジョニング」機能をベースに構築されており、物理的なストレージ以上の容量をアプリケーションに提供することができます。 この機能では、新しいデータ・ブロックを書き込む際、自動的に追加の物理ストレージが割り当てられます。 シン・プロビジョニングにより、アプリケーションに対し長期間にわたり十分な容量が提供されるようになるため、ストレージ容量の使用率が向上するほか、ストレージの管理が合理化されます。 この結果、追加ストレージのプロビジョニングに必要な時間と労力が節約され、不要である可能性の高いストレージをプロビジョニングするという事態を回避することが可能になります。
CLARiX仮想プロビジョニングでは、従来のLUNで使用したのと同じNavisphere Manager GUIとSecure CLIのコマンドをシンLUNで使用することができます。 CLARiXのレプリケーション製品、Navisphere Analyzer、Navisphere Quality of Service Managerは、シンLUNと従来のLUN間でシームレスに使用できます。 仮想LUNの移行を実行する場合、ユーザーはシンLUNから従来のLUNへの移行を実行したり、従来のLUNからシンLUNへの移行を実行したりすることができます。

仮想プロビジョニングの仕組み

仮想プロビジョニング(シン・プロビジョニング) 図2

CX4における仮想プロビジョニングは、「シン・プール」と「シンLUN」から成ります。
シン・プールとは、シンLUNに物理的な容量を割り当てるためにプールしておく「物理ディスク」の集合体です。
シンLUNはホストに割り当てるシン(仮想)領域で、ある容量をセットして作成すると、ホストからはその設定容量が物理的な容量として認識されるデバイスです。シンLUNは設定した容量を物理的には持っていません。ホストからシンLUNに対してデータが書かれると、そのデータはストレージ内の「マッピング・サービス」により8KBの単位でシン・プール内の物理ディスクに分散して書かれ、保存されます。

このような仕組みにより、ホストには予め今後使用する予定の最大容量を割り当てておいて、実際には内部では使った分だけの物理容量を割り当てることができます。
実際に使用した分だけの物理容量しか消費しないので、大きな利用効率の向上につながります。

仮想プロビジョニング(シン・プロビジョニング) 図3

ストレージの管理者は、容量のプロビジョニングに関する管理作業が減り、ストレージ構成作業の細かいところまで直接関与する必要がなくなります。
仮想プロビジョニングの環境では、管理の対象がホストへのプロビジョニングではなく、シン・プールの容量管理が中心になります。仮想プロビジョニングでは物理領域をシン・プールとして用意しておくわけですが、シンLUNに対する物理的な容量の割り当てが増えていくと、シン・プールの物理ディスクの容量を消費していきます。物理容量を消費してシン・プールの容量不足を起こさないよう、閾値を設けてシン・プールを監視する必要があります。
監視と言ってもその管理は非常に簡単です。 %フル値を閾値として設定しアラートを上げることができ、またストレージ容量のレポート機能により物理容量の消費量を常に把握しておくことが可能です。

シン・プール内の物理ディスクの容量が足りなくなった場合は、シン・プールに対して物理ディスクを追加してあげることで、シン・プールを拡張できます。 逆に、未使用部分の物理ディスクを外すことで、シン・プールのサイズを縮小することも可能です。

仮想プロビジョニング(シン・プロビジョニング) 図4

次に、シン・プールとシンLUNについて説明をします。

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EMCジャパン マーケティング本部

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実証されたファイブ・ナイン(99.999%)の可用性
将来の拡張への容易な対応 "UltraFlexテクノロジー"
これからのミッドレンジ・ストレージのスタンダード
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