社名 : 富士重工業株式会社
創立 : 1953年(昭和28年)7月15日(創業:1917年(大正6年5月))
資本金 : 153,795 百万円
本社所在地 :東京都新宿区西新宿1-7-2
URL : http://www.fhi.co.jp/
社名 : スバルシステムサービス株式会社
設立 : 1996年4月
資本金 : 1億円(2007年3月31日現在)
本社所在地 : 東京都新宿区西新宿1-7-2 スバルビル
URL : http://www.sss.ne.jp/

「スバル」ブランドで個性的な自動車を生み出し続けている富士重工業。「技術」を追求し続けてきている企業だけに、先進的で信頼性の高い技術に対する理解は深い。それゆえ、ストレージ活用においても、先進的なユーザ企業である。「EMCは先進的なビジョンをユーザに示し、それを実行している」という同社の評価が、EMC製品に全幅の信頼を置く理由でもある。
富士重工業は、日本の航空機産業の発展に大きく貢献してきた中島飛行機研究所が発祥。太平洋戦争の終戦までに一式戦闘機「隼」をはじめとして、数々の名機を生み出してきた。
現在では、特徴的な水平対向エンジンを搭載した「LEGACY」や「IMPREZA」といった自動車生産が事業の基幹となっている。
富士重工業の強みは「技術力」にある。航空機開発からスバル360、最新の自動車に至るまで、富士重工業の技術に対する評価は常に高い。最先端の仕組みを取り入れながら、ある面では堅実で保守的な面を見せるのも、技術に対する信頼性を重視している証拠と言えよう。
富士重工業は、10年ほど前からEMCのストレージを活用している。当時は日本での認知度が低かったEMC製品だが、常に最新技術を導入することによりストレージの運用を効率化させるといったところにも、同社の社風が活かされている。

スバルシステムサービス 電算部
電算第2課 課長 茂木一啓 氏
富士重工業では、事業部門ごとに技術系のCADシステムや業務系システムなどを保有している。自動車事業の場合、群馬製作所がシステム運用の中心となっており、主に業務系システムを担当するのが、グループ企業のスバルシステムサービスである。
自動車事業の基幹システムはメインフレームで運用しているが、ハードウェアはかつて工場だった大宮スバルビル(さいたま市)に置いてあり、自動車事業分野の各工場はネットワーク経由で利用している。
こうした中で、ストレージも重要な役割りを担ってきている。
「自動車設計・製造のシステム化において、かつて最もパフォーマンスが要求されたのは自動車設計のためのCADシステムです。1台のメインフレームで350ノード以上を同時に、しかも快適に動かすことが求められましたが、それにはI/O性能に対する工夫が必要でした。そこで出会ったのがEMCのキャッシュ付ディスク装置です」(スバルシステムサービス電算部電算2課課長茂木一啓氏)
このときに採用した「Symmetrix」を皮切りに、富士重工業は業務系メインフレームに対しても、同ストレージの利用を広げていく。
「業務系メインフレームではI/O性能に対する要求もさることながら、可用性の向上が課題でした。データベース以外は、ほとんどのデータが磁気テープで運用されている状態でしたから」(茂木氏)
業務系メインフレームへは最初に「Symmetrix 5230」を評価導入した。導入により夜間バッチのパフォーマンスは50%以上向上し、それまで使っていたストレージよりも設置面積が小さく、運用コストも軽減できたという。
当時は他のベンダーのディスクシステムも並行運用していたが、1999年の「Symmetrix 5430」の導入により、EMC製品に統一された。
また、そのころのバックアップにはテープライブラリ装置を利用していたが、運用コストが高いことと、災害対策に不向きであったことから、2000 年11月に「Symmetrix 8730」へ、さらに2004年には日本での1号機となった「Symmetrix DMX1000」へと段階的に更新・増強を図り、完全な磁気テープレス運用を実現している。

スバルシステムサービス電算部
電算2課 豊田亮 氏
メインフレームを大宮に集約する際には、群馬製作所のデータをリモートコピーで大宮へ移行することを決めたが、「ソリューションとしては他社も保有していましたが、豊富な実績に基づき、確実な移行プロジェクトを提案してくれたのはEMCだけでした」(スバルシステムサービス電算部電算2課豊田亮氏)とのこと。こうした経緯もあり、EMC製品の導入に拍車をかけた。
現在のストレージの構成は、大宮スバルビルに2台の異なるメインフレーム用と、WindowsサーバおよびUNIX サーバ群用として1台の「Symmetrix DMX2000」を置き、群馬製作所では「Symmetrix DMX1000/M2」が稼働している。さらにバックアップ環境の最適化については、継続的にEMCアカウント・チームからの提案を受けている。
「EMC製品を全面的に活用したストレージ構成になっていますが、正直に言うと、決して優先して検討してきたわけではありません。ただ、EMCは将来のビジョンを明確に示し、それを実現してきています。製品の良さも当然ですが、そうしたビジョンを示してくれるので、我々も今後何をすべきかを計画しやすくなります。自分たちの改善の目標が見えてくるのです。そういった面でも、EMCには期待しています」(茂木氏)
いち早く最新技術を導入し、将来を見据えた環境を構築するといったことからも、「技術力」に込められた富士重工業の社風を垣間見ることができるのである。
仮想化されたインフラストラクチャ : 情勢の変化に強く柔軟な対応が可能なITインフラを構築
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構築実践ガイド : 内蔵ディスク装置システムからSAN(Storage Area Network)及び、NAS(Network Attached Storage)へ
構築実践ガイド : SAN (Storage Area Network) 構築実践ガイド ~その1 : SAN構築 ~
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