ON 2009 vol.1

新製品 Documentum ECM 6.5ファミリ

企業内文書やコンテンツの一元管理を目的に導入されてきたコンテンツ管理ソフトウェアは、これまでは特定業務専用のアプリケーションとして使用されることが多かった。このほど登場した「EMC Documentum ECM(エンタープライズ・コンテンツ管理)6.5」ファミリは、企業内の文書やマルチメディア・コンテンツを組織横断的に共有・一元管理できるエンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)の製品群で、企業内で幅広く利用できるようにデザインされた。それにより、セキュリティと堅牢なコンテンツ管理機能をバックエンドに持ちながらも、Web 2.0 テクノロジーによる使い勝手の良さで企業内の業務効率を上げコミュニケーションにより業務の質にも貢献するアプリケーション群である。


「リスクのないWeb2.0」には、2つの意味合いがある。1つは、使い勝手の良いコミュニケーション・ツールによる機密情報の拡散の懸念があるが、適切なアクセス権設定や監査証跡機能により情報の漏洩を防ぐことができる。もう1つは、最新技術のシステム投資をしても既存のものや将来のシステムと重複するという投資リスクが、拡張性とオープンな開発インタフェースにより、無駄な投資としないのが、このDocumentum ECMの特徴である。
Documentum ECM 6.5ファミリでは、2007年のDocumentum 6.0で強化された内部の基本機能をベースとし、多くのアプリケーション群をリリースしている。部門や業務の垣根を越えて情報を安全に共有できるようにすることで、アプリケーションの利用者にメリットをもたらし、急速なビジネス環境の変化に対し迅速かつ柔軟に対応できるというシステム管理の難しさにもこたえる、ECMプラットフォームである。

新しい働き方とコミュニケーションを促進

まず新しいクライアント・アプリケーションでは、Web 2.0のユーザー・フレンドリーな操作性と新しいアクセス方法を取り入れることで、検索機能やユーザー間で情報をやり取りする際の使い勝手と情報の管理を両立させた。  
これにより、特定の業務に携わる担当者だけでなく、より広範なユーザーが、企業の要件であるセキュリティ、パフォーマンス、コンプライアンス、アーカイブ、拡張性を確保しながら、“ビジネスで使えるリスクのないWeb 2.0”の環境を実現できる。コンテンツ管理がコミュニケーション・ツールに一歩踏み出したことで、自然にコラボレーションを創り出し、オフィスでの新しい働き方を促進する環境をもたらす。

リスクと損害を回避する

システム内部のコンポーネントの新しい製品もリリースされている。エンタープライズ環境での大量のコンテンツ管理に対応するため、処理能力や拡張性が強化されたほか、エンタープライズ・コンテンツ管理とXMLとの統合によって情報管理の性能を向上している。  
Documentumの大きな特徴である、「大規模に使える」、「拡張性がある」という点がさらに強化されている。いわゆる文書管理ソフトウェアでは、大企業で使用しているうちに容量の制限やパフォーマンスの問題に行き着いてしまうことがあるが、Documentumは数百万オブジェクトをハンドリングすることができる。さらには物理的に離れた遠隔地からも高速にアクセスできるモジュールも持つ(6.0でリリースされたBranch Office Caching Services)。  
オープンなインタフェースは、システム開発のときの大きなメリットでもあるが、Documentumの管理機能を活用して、それ以外のリポジトリを検索したり、今回のFederated record Servicesのような、外に保管されているコンテンツにも保管期限ルールを適用できたりする。  
企業内の情報がますます増大しスピードが求められ、一方ではコンプライアンスなどの用件がある中で、静的なコンテンツ“管理”だけでなく動的な情報“活用”もできるシステムが求められている。

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CONTENTS
トップページ

ON 2009 Vol.1

02 トップ・メッセージ

2009年に向けた経営ビジョンと事業戦略
「不況下こそ成長のチャンス」

EMCジャパン株式会社 代表取締役社長 諸星俊男

04 特 集

“ストレージ3.0”時代の幕開け

進化するストレージ・ソリューション

08 新製品

リスクのないWeb 2.0を実現する
エンタープライズ・コンテンツ管理プラットフォーム

「Documentum ECM 6.5」ファミリ

10 新製品

Windows ファイル・サーバ統合を実現する
統合ネットワーク・ストレージ・システムのエントリー・モデル

「EMC Celerra NX4」

12 ユーザー事例

EMCのストレージ・ソリューションで
よりリアルタイムな情報提供基盤を整備

オープンな技術でIT基盤を統合・集約化
株式会社ローソン

14 企業/IT戦略

顧客起点の品揃えとサービスを拡充

情報を基軸に「ローソン3.0」を推進
“経営を変革するIT”の実現へ

株式会社ローソン
常務執行役員 CIO ITステーション ディレクター 横溝陽一氏

16 ユーザー事例

放射線画像の完全フィルムレス化に向けて
EMCのストレージ・ソリューションを導入

重複投資の排除、医療サービスレベルの向上、
及び病診連携の実現を図る
静岡県立総合病院

18 事業展開

IT業界初の温室効果ガス排出権付きレンタル・サービス

企業の環境保護活動を支援する「EMCエコ・レンタル」

販売2次店のビジネスを推進する
パートナーの営業・販売支援体制を強化

「EMC Velocityアドバンテージ・パートナー・プログラム」

20 社会貢献活動

大規模グローバル企業としてのEMCの社会貢献活動

多様な社会貢献プログラムへの参加で、
持続可能な社会の構築に貢献

21 編集後記

リスクのないWeb 2.0を実現する
エンタープライズ・コンテンツ管理プラットフォーム

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