EMCジャパン、エンタープライズ・レプリケーション/データ移動の新製品を発表
オープン・データ・レプリケーションおよびデータ移動ソフトウエアにより、 ILMの機能を強化し、ビジネス継続性/災害復旧のコストを削減
- 2004年10月14日

2004年10月14日、東京発:
EMCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中山隆志、以下EMCジャパン)は、本日、顧客の最重要データの保護/移行に従来よりも優れた機能性を実現する、エンタープライズ・レプリケーションおよびデータ移動ソフトウェア6製品を発表しました。

今回発表の新製品により、マルチベンダーのストレージ・システム間におけるデータ移動およびデータ・レプリケーションが容易になると同時に、従来よりも効果的にローカルおよびリモートでのデータ・レプリケーションを実現します。この新製品は、EMC Symmetrix DMXシリーズのネットワーク・ストレージ・システム上で稼働し、情報ライフサイクル管理(ILM)戦略の一環として、データの保護と配置を最適化する、業界で最も幅広いツール・セットとなっています。

今回新たに発表された製品は、次のとおりです。

EMC Open Replicator for Symmetrix
パフォーマンスに優れ、マルチベンダー・ストレージ環境でストレージに依存しないレプリケーションを実現する業界で最先端のソフトウェアです。この製品の使用により、アプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼすことなく、さまざまなストレージ・システム間で、リモート・データ・ボリュームのコピー、再配置、差分アップデートを高速で実行できるようになります。また、EMC、IBM、HP、日立のストレージ・システム間でデータ・レプリケーションやデータ・リカバリが可能です。EMC Open Replicator for Symmetrixは、EMC Symmetrix DMXアレイ上で完全稼働するため、ハードウェアを追加することなく、次の機能を実現します。
  • データ移動:分散/並列処理、または一元化されたデータ収集/バックアップに向けて、データ・ボリュームを配布/収集します。
  • リモート・データ・ヴォールティング:リカバリとアーカイブを目的として、データ・ボリュームをリモート・ストレージにコピーします。
  • データ移行:テクノロジーの更新や統合を行う際、既存のストレージ・アレイからデータ・ボリュームをオンラインで再配置します。

このほか、差分変更のみを送信することでリモート・ボリュームのリフレッシュが可能となります。また、ボリュームを「オン・デマンド」でSymmetrix DMXへ移行することが可能になるため、データ全体を再配置する前にアプリケーションをオンライン化できます。

EMC SRDF/Star
業界で初めての、3か所のサイトにわたる独自のビジネス継続性ソリューションで、3か所のデータ・センター間で距離の制限なしにデータの複製ができます。SRDF/Starは、3か所のデータ・センターのうち1か所で障害が発生した場合、残りの2か所でデータ・レプリケーションの自動継続ができるため、SRDFのコンカレント同期/非同期レプリケーション機能を拡張します。たとえば、ニューヨークのプライマリ・データ・センターと、ニュージャージーおよびロンドンのセカンダリ・データ・センターの間で、データ・ミラーリングを行う企業では、ニューヨークのデータ・センターで障害が発生した場合、ニュージャージーとロンドンの間でレプリケーションの継続が可能になり、複数のサイトにわたる障害が発生した際にもデータ損失を最小限に抑え、確実にデータ保護を継続します。

EMC SRDF/Mode Change
業界初の製品で、リアルタイムの同期レプリケーションからほぼリアルタイムの非同期レプリケーションへの切り替えがオン・デマンドで容易に実行できます。同期レプリケーションを利用する顧客は、モードを切り替えることにより、帯域幅コスト(回線料金)を削減しつつ、必要に応じてアプリケーションのパフォーマンスを優先することができます。

EMC SRDF with VMware(VMwareの認定を受けたSRDF):
ビジネス継続性を確保するためセカンダリ・サイトで複数のサーバを維持するコストを大幅に削減します。SRDF with VMwareにより、利用の機会が限られたリカバリ・サイトに、プライマリ・サイトと同等コストがかかる予備のサーバを維持する必要性がなくなります。また、VMwareを使用してリモート・サイトに「仮想サーバ」を作り、各サーバをSymmetrixの本番データのリアルタイム・レプリカへアクセスすることにより、一部のコストのみでセカンダリ・サイトからの迅速な業務再開を実現します。

EMC TimeFinder/Clone
EMC TimeFinderソフトウェアは、アレイ内でのレプリケーション機能を拡張し、ビジネス・ニーズに対応する選択肢と一層の柔軟性を提供します。TimeFinder/Cloneを使用することにより、複数のアレイにわたり整合性のあるレプリカを保持しながら、最大16個のデータ・コピーの同時作成と、経済的なRAID5の保護を用いたコピーの保護が可能になります。また、TimeFinder/Cloneの利用によって、より多くのコピーを低コストで作成できるようになるため、バックアップ・ウィンドウの縮小、瞬時のリカバリ、アプリケーション・テストの期間短縮、並列処理の実行など、幅広い活用を実現できます。

EMC mainframe replication compatibility
先に発表されたIBMとのライセンス契約によって実現した機能です。EMCは、内部ポイント・イン・タイム・コピー用のEMC Compatible Flash、リモート・レプリケーション用のEMC Compatible Peer、非同期メインフレーム・データ・レプリケーション用のEMC Compatible Extendedなど、IBMと同等のメインフレーム・レプリケーション機能を提供できるようになりました。これらの製品により、メインフレームを利用の顧客は、FlashCopy、PPRC、XRCが提供するIBM固有の機能と互換性のある、EMC Symmetrixベースのレプリケーション・テクノロジーの導入が可能になります。

製品の提供について
EMC Open Replicator for Symmetrix、EMC SRDF/Star、EMC SRDF/Mode Change、EMC SRDF with VMware 、EMC TimeFinder/Clone、EMC mainframe replication compatibilityは、2005年第1四半期に市場導入を予定しています。

EMCはEMC Corporationの登録商標です。その他の商標は、それぞれの所有者に帰属します。

Notes: