EMCジャパン、CLARiX Disk Libraryの日本での発売を開始 テープ・バックアップに代わる、ディスク・バックアップを投入
テープ・バックアップ/リカバリの環境やポリシーを変更せずに、
ディスクへの移行を可能にし、サービス・レベルを向上
東京発 - 2004年5月11日
EMCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中山隆志、以下EMCジャパン)は、本日、日本において、EMC CLARiX Disk Library(クラリックス・ディスク・ライブラリ)の発売を開始すると発表しました。これにより、ストレージ分野における大きな課題である、高速バックアップとリカバリを実現するための新しい選択肢をお客様に提供します。日本国内におけるオープンのテープ・バックアップ装置およびメディアの市場は、約500億円規模と推定されています。EMCジャパンでは、CLARiX Disk Libraryによって、この10%の獲得を目指します。CLARiX Disk Libraryは、ディスクによるバックアップの利点をもたらし、従来のテープ・バックアップに対する新しい代替製品となります。CLARiX Disk Libraryは、コスト効率の高いATAディスク・ドライブを搭載し、CLARiXの機能と信頼性に加え、主要なバックアップの管理ソフトウェアと完全互換のテープ・ライブラリ・エミュレーションを備えているため、お客様に高速なバックアップおよびリカバリを提供しながら、従来のテープ・バックアップで利用している既存のアプリケーションや処理手順の変更を必要としません。 ストレージ管理全体の60-70%(*) を占めているバックアップとリカバリの処理は、一般的に高いレベルのビジネス要件を満たさないテープが用いられています。また、米国の調査会社であるMETAグループは、最近発表した分析レポートの中で、「バックアップとリカバリは、大半の企業が抱いているストレージ管理の最大の難題である。ストレージ管理に関連した労力のほぼ3分の2が、バックアップの失敗、テープ・ドライブの不具合、メディアのエラーなどの対応に費やされている」と報告しています(*)。日本の多くの企業でも、テープ装置を使ったバックアップに疑問を抱いているにもかかわらず、運用変更の煩わしさ等のために、いまだテープ装置を使い続けているのが現状です。EMCジャパンでは、これらの企業に対し、CLARiX Disk Libraryによる代替製品を提案します。
販売開始日 :本日より
販売パートナー :EMCの全ての販売パートナー
販売価格 :2千万円-(システム構成により変動) CLARiX Disk Libraryのメリット
■従来のバックアップ・メディアに勝るパフォーマンス
CLARiXアーキテクチャに備わっている、高可用性、RAID保護、データ整合性などの特徴により、他のバックアップ・メディアよりも大幅な性能と可用性の向上を実現しています。CLARiX Disk Libraryは、次の2つの製品で提供されます。
EMC CLARiX DL700- CLARiX DL700は、最近発表されたCLARiX CX700システムを基に作られており、バックアップとリカバリの主要メディアとして、ディスクベース・ソリューションの実装を検討している企業向けに提供されています。このシステムは、425Mバイト/秒の継続パフォーマンスを実現するほか、最高58テラバイトの有効ストレージ容量を有し、ディスク・ライブラリに備わった圧縮技術を使用すると最高174テラバイトの容量を提供します。
EMC CLARiX DL300- CLARiX DL300は、分散環境に対するディスク・ライブラリの利点を小型パッケージに完備したものです。このシステムは、225Mバイト/秒の継続したパフォーマンスを実現するほか、最高12.5テラバイトの有効ストレージ容量を有し、圧縮技術の使用時には最高37.5テラバイトの容量を提供します。
2つのCLARiX Disk Libraryは、最高80Mバイト/秒というシングル・ストリーム・レベルの高速性を発揮します。一般的な使用シナリオの場合、CLARiX Disk Libraryは、テープよりも約30-60%速いバックアップ処理と約90%速いリストア処理を可能にします。 ■効率的なストレージ使用率と自動的なオフサイト・テープ・ストレージへの移動により
情報ライフサイクル管理(ILM)を実現
CLARiX Disk Libraryでは、バンド内圧縮技術とユニークな動的ストレージ・アロケーションが採用されており、お客様は簡単かつ効率的に容量を拡張でき、コスト削減を図りながら有効ストレージ容量を最高で3倍に増やすことが可能です。
長期的なオフライン・ストレージの主要メディアとして、今後もテープが使用されていくことが見込まれる中、CLARiX Disk Libraryは、特定のデータとタイミングを自動的に判断することにより、ネイティブ形式でのテープへの最終的なデータ移動を容易化し、情報ライフサイクルを実現することができます。 ■2時間未満の迅速な導入
CLARiX Disk Libraryは、インストールのしやすさと管理の単純さを実現するよう設計されており、さまざまな種類のオープン・システム向けテープ・ライブラリ、ドライブ、およびカートリッジをエミュレートしているため、既存のプロセスやインフラストラクチャを変更する必要がありません。機器設置後の導入は、2時間未満で行うことも可能です。
CLARiX Disk Libraryは、ADIC Scalerシリーズ、ATL Pシリーズ、STK Lシリーズ、およびSTK 97xxシリーズのテープ・ライブラリのエミュレートが可能です。IBM Tivoli Storage Manager(TSM)、LEGATO NetWorker、Veritas NetBackup、およびVERITAS Backup Execの各バックアップ・アプリケーションとの適合性が既にテストされ、認定されています。さらに、CommVault Galaxy、Computer Associates(CA)のBrightStor ARCserve BackupおよびBrightStor Enterprise Backupとの適合性の認定も進められています。 ■テープ・ライブラリの統合
他のディスクベースのソリューションとは異なり、CLARiX Disk Libraryの優れた性能と容量の使用により、複数のテープ・ライブラリを単一の占有領域に統合して、効率性を高めることが可能です。一つのCLARiX Disk Libraryを使用するだけで、最高32個のテープ・ライブラリと最高256個のテープ・ドライブを同時にエミュレートすることが可能です。この機能により、大規模なエンタープライズ環境において、さらなるコスト削減を図ることができます。 *出展元: META Group's research practice "Proactive Data Protection: The Best Defense Is a Good Offense."
